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男性育休

【体験談】男性育休を取得して感じた7つのメリットを紹介!デメリットもお伝えします

【体験談】男性育休を取得して感じた7つのメリットを紹介!デメリットもお伝えします
悩んでいる人

男性が育休を取るメリットってなに?

実際に育休を取った人の感想が知りたい。デメリットも気になる…。

こんな疑問にお答えします。

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子供を授かったことをきっかけに、男性育休に興味がわいた方は多いのではないでしょうか。ただ、育休を経験している男性はまだ少ないので、相談相手に困ることもあるかと思います。

育休を取らなきゃよかった、反対に取っておけばよかったと後悔しないためにも、いろいろな人の意見を聞きたいですよね。

そこでこの記事では、実際に男性育休を取った当サイト管理人が感じたメリット・デメリットをお伝えします。

育休に不安を感じている男性は多い

メリット・デメリットに入る前に、育休を取るときの男性の気持ちを紹介します。株式会社エバーセンスが行ったアンケートによると、育休を取った男性の52.4%が取得時に不安を感じていました※1

具体的には以下の通りで、育休が終わった後のことを心配する声が多くあります。

男性育休に対しての不安

  • 職場にスムーズに戻れるか不安
  • キャリアに悪影響が出ないか心配
  • 家計への影響が心配

育休を取り終わった男性の満足度は高い

一方、同アンケートで男性育休を取り終わった家庭に感想を聞いたところ、機会があればもう一度育休を取得したいor取得してほしいと答えた親が83.9%もいました※1

これらのことから、育休を取る前に不安を感じていても、終わってみると大多数の男性が育休に満足していることがわかります。

あきばた

私も機会があればもう一度取りたいと思えるくらい育休に満足しています。

ここからは男性育休への不安を解消する意味も込めてメリットデメリットをお伝えします。体験談を交えたリアルな声をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください!

男性育休のメリット7選

私が感じた男性育休のメリットは以下の7つです。

男性育休のメリット

  • 家族とのかけがえのない時間を過ごせた
  • 人として成長できた
  • 新しいフィールドが手に入った
  • 共働きを維持しやすい
  • 夫婦の協力関係が強くなった
  • 給付金を受け取れる
  • 会社が助成金を受け取れる
あきばた

一つずつ詳しく解説していきます!

男性育休のメリット①:家族とのかけがえのない時間を過ごせた

育休を取ることで、家族との特別な時間を過ごせました。子供と触れ合う時間や、夫婦が一緒になって育児をする時間はかけがえのないものです。

あきばた

子供とゆっくりと触れ合える日々には何ともいえない幸福感がありました。

子供がお世話を必要としてくれる時間は限られていますから、今しかできない体験をするためにも育休は有効です。

男性育休のメリット②:人として成長できた

育休を取り育児に集中することで、人として成長できました。具体的には以下の通りです。

育休を通して成長できたこと

  • 育児は親の思い通りにいかないので、忍耐力が付いた
  • 育児に四苦八苦して授かった命の重さを肌で感じたことで、親の自覚が芽生えた
  • 育児を通して自分は誰かの役に立てていると実感できたので、自己肯定感が増した
  • 自分よりも子供を優先する生活を送ることで、自分の機嫌を自分で取るスキルが身に付いた
あきばた

一言でまとめると、他人の主張を受け止める器が大きくなりました。

これらの育休から得た経験は仕事でも役に立っています。他人の主張を受け止めるチカラが付いたことで、社内外のコミュニケーションが円滑になり、自信をもって社会生活を送れるようになりました。

男性育休のメリット③:新しいフィールドが手に入った

育休を取ったことで自分の居場所が増え、活躍できるフィールドが増えました。具体的には以下の通りです。

  • 「育児」という新しいフィールドが手に入ったおかげで、家庭内に居場所が増えた
  • 児童館など地域の子育てコミュニティでいままで接点のなかった人と交流するようになった

育休には仕事だけの生活では味わえない新しい体験や出会いがあります。

あきばた

自分を必要としてくれる家族や友人が増えたことで、会社への依存度が下がりました。

結果的に気持ちにゆとりが生まれたと感じています。

男性育休のメリット④:共働きを維持しやすい

育休中に育児スキルが身に付いたおかげで、育児負担を夫婦で平等に分け合えるようになり、共働きが維持しやすくなりました。

あきばた

共働きを維持できれば家計がラクになるだけでなく、大黒柱としての負担を夫一人で背負う必要もなくなります。

夫が育児負担を背負えると、妻が家庭に縛られることなく自分の人生を自分で決められるようになるメリットもあります。

男性育休のメリット⑤:夫婦の協力関係が強くなった

育休中に育児についての話し合いを重ねたことで、夫婦の協力関係が強くなりました。

育児のやり方や分担の考え方は、自分がどう育てられてきたかで決まります。夫婦は育ってきた環境が違うので、当然ながら育児についての考え方も異なります。

あきばた

育児についての夫婦の話し合いは、異国の人と異文化交流をするようなものです。

育ってきた環境の違いにはそれくらいの隔たりがあります。

男性が育休を取ることで、夫婦の環境をそろえられます。同じ立場・同じ目線から育児を見つめる、こうした時間の積み重ねが育児についての価値観の違いを埋めていきました。

男性育休のメリット⑥:給付金が受け取れる

育休中は会社からの給料はありませんが、国から育児休業給付金を受け取れます。支給額は育休前の手取りの80%相当分です。

あきばた

育児に専念してなおかつお金が受け取れるのはかなりうれしいですよね。

詳しくは以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください!

【男性育休】いつから取得できる?給料はどうなる?取得期間とお金について解説

男性育休のメリット⑦:会社が助成金を受け取れる

男性が育休を取ると、会社が助成金を受け取れます。この助成金のおかげで会社の経済的な損失はある程度カバーできるはずです。

具体的な助成額は以下になります。

上記の助成金とは別に、都道府県から支給される助成金もあります。東京都の場合、1人につき最大で300万円支給されるのでかなり手厚い支援となっています。

男性育休の実績は企業イメージの向上につながる

会社にとってのメリットは助成金以外にもあります。男性育休の実績がある会社は企業イメージが向上するため、企業運営に良い影響を与えます。

あきばた

企業イメージが向上することで、人材が集まりやすくなる・同業他社との差別化が図れるなどの効果が期待できます。

男性育休のデメリット3選

私が感じた男性育休のデメリットは以下の3つです。

男性育休のデメリット

  • 収入が減る
  • 育休を取る前に社内の調整が必要
  • キャリアへの影響が心配
あきばた

一つずつ詳しく解説していきます!

男性育休のデメリット①:収入が減る

育休中は収入が減ります。育休中に受け取れる育児休業給付金は、育休前の収入と同じ額を支給してくれるわけではありません。

特に注意が必要なのがボーナスです。

ボーナスは給付金の計算に含まれていません。なので生活費やローンをボーナスで支払っている方は、貯金が底をつかないように気を付ける必要があります。

男性育休のデメリット②:育休を取る前に社内の調整が必要

育休を取る前に引き継ぎや挨拶回りなどの調整をする必要があります。男性育休はまだ社会に浸透していないので、会社の制度や同僚の受け入れ態勢が整っていないのが実情です。

引き継ぎや関係部署への挨拶を怠るとあらぬ誤解を招いてしまうかもしれません。特に年配の方は、男性が育児をすることへの理解がないので注意が必要です。

あきばた

私の場合は、育休を取る半年前から家庭の事情や育休が取りたい理由について上司に何度も説明をして準備を進めました。

男性育休のデメリット③:キャリアへの影響が心配

「育休を取ったら自分の評価が下がってしまうかも…」と心配する人は多いと思います。実際、育休がどう評価されるかは会社によってさまざまなようです。

あきばた

私が働いている会社は、ここ数年で育休を取る男性がかなり増えました。

育休を取った男性の評価を下げていたら成り立たないくらいにみんなが育休を取っているので、当社の場合は評価に大きな影響はなさそうです。

私が働いている会社のように、育休を取る男性が増えてくればキャリアへの影響は少なくなるはずです。では、将来育休を取る男性の数はどうなるのかというと、飛躍的に増えると予想できます。

近い将来、男性育休取得率は30%になるかも

日本では現在、男性が育休を取りやすくするための法改正が進んでいます。この法改正をきっかけに育休を取る男性が増えると予想できます。ポイントは以下の2つです。

法改正のポイント

  • 育休の周知・意向確認の義務化
    (2022年4月~)

    企業は(妻の)妊娠・出産を申し出た社員に対して「育休を取りますか?」と確認する義務が発生します。
  • 大企業の取得率公表義務化
    (2023年4月~)

    大企業は育休取得率を公表する義務が発生します。取得率が低いと企業のイメージダウンにつながりかねないので、企業側から男性育休の取得を促すことが期待されています。

政府はこうした施策を軸に、2025年の男性の育休取得率を30%にまで引き上げる目標をかかげています。

あきばた

2020年度の取得率は12.65%なので、実態と目標には大きなギャップがあります。

政府が目標を達成できるかはわかりませんが、少なくとも今後の男性育休にかなりの後押しがあることは確かです。

先にも挙げた通り、育休を取る男性が増えればキャリアへの影響は少なくなります。長期的に見ると育休を取る男性は確実に増えていくので、キャリアについて過度に心配する必要はないというのが私の考えです。

まとめ:男性育休のメリット・デメリットを夫婦で共有しよう

家庭によってメリットが刺さる家庭もあれば、デメリットを受け入れられない家庭もあると思います。

自分たちは育休を取った方がいいのかを確認するためにも、この記事で紹介したメリット・デメリットを夫婦で共有してみてはいかがでしょうか。

個人的には、男性は育休を取った方が良いと思っています。家族の役に立てるのはもちろんのこと、人として成長できますし、育休から得た経験は仕事でも役に立つからです。

男性育休の取り方が気になる方は、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

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