男性育休の申請方法が知りたい。
育休前の挨拶ってどうすればいいの?
こんな悩みにお答えします。
◆この記事のレベル
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男性育休の申請ってわからないことが多いですよね。
必要な書類がわからなかったり、挨拶回りをどうすればいいのか悩むこともあると思います。
そこでこの記事では、実際に育休を取った当サイト管理人が男性育休の申請方法と社内外への挨拶についてわかりやすく解説していきます。この解説を読めば申請や挨拶での失敗がグッと減るはずです!
会社に育休の申請書類を提出しよう
育休が取りたい旨を上司に伝えたら、会社に申請書類を提出しましょう。
期限までに申請書類を提出しないと、希望する日からスタートできなくなる可能性があるので注意が必要です。
上司への申し出がまだ済んでいない方は、申し出を終えてから申請書類を提出しましょう。
申し出の方法は以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
【2022年4月最新】男性育休の取り方まとめ!取得者目線のロードマップを紹介
育休前に必ずやっておきたい挨拶回り
挨拶回りは面倒…と感じる方は多いと思います。ただ、円滑に育休を取得するためには周囲の理解やサポートが不可欠です。
育休が明けてからも子供のことで周囲のお世話になる機会が増えるので、少なくとも業務で関わりのある人には挨拶をしておきましょう。
育休申請の手順
それでは、育休申請の手順とポイントを解説していきます。
概要は以下の通りです。
育休申請の手順
- 育児休業申出書を提出
(育休開始日の1ヵ月前まで) - 関係者への挨拶回り
(育休開始日の1ヵ月前) - 育児休業対象児出生届を提出
(産後2週間以内)
※この書類が必要な人は、①を妻の妊娠中に提出した人のみ - 育児休業給付金の申請書類を提出
(育休開始から1~2ヵ月後)
面倒そうに見えますが大丈夫です!
どの書類も名前や生年月日など簡単なことを記入するだけで済みます。
育児休業申出書を提出(育休開始日の1ヵ月前まで)
希望している育休開始日の1ヵ月前までに育児休業申出書を提出しましょう。
育児休業申出書は人事担当者に問い合わせれば用意してくれるはずです。
ご自身で用意する場合は、厚生労働省が公開しているテンプレートを使いましょう。
ポイント
育児休業申出書は必ず育休開始日の1ヵ月前までに提出してください。
これより遅れた場合、希望する日から育休をスタートできなくなります。
関係者へ挨拶する(育休開始日の1ヵ月前)
育休に入る1ヵ月前を目安に、職場や取引先へ挨拶をしましょう。
引き継ぎや業務連絡の関係で、もっと早い時期にした方が良い場合はそうしましょう。
挨拶先は以下の3つです。
育休前の主な挨拶先
- 所属部署
- 社内の関係部署
- 取引先
業務連絡と感謝の気持ちを伝える
挨拶では以下のことを伝えましょう。
挨拶で伝えること
- 育休の期間
- 最終出社日
- 自分の業務の引き継ぎ先
- 育休が取れることへの感謝の気持ち
ポイント
挨拶では前向きな気持ちを伝えましょう。
自分のせいで周囲の負担を増やすことになって申し訳ない…という気持ちから謝罪に終始してしまいそうになりますが、これはうまいやり方ではありません。
謝罪よりも「育休を取得できる感謝」や「復帰への意気込み」といった前向きな気持ちを伝えたほうが関係者の心証は良くなるはずです。
直接会わずにメールで挨拶をする場合は、以下の記事にメールの例文をまとめているので参考にしてみてください。
【メール例文】男性育休の取得・復帰時に社内外へ送るメールの例文集
育児休業対象児出生届を提出(産後2週間以内)
妻の妊娠中に育児休業申出書を提出した場合は、産後2週間以内に育児休業対象児出生届を提出しましょう。
書類は会社の人事担当者が用意してくるはずです。
なお、子供が生まれてから育児休業申出書を提出した方にこの書類は必要ありません。
育児休業給付金の申請書類を提出(育休開始から1~2ヵ月後)
育休開始から1~2ヵ月ほど経った頃に、会社の人事担当者から育児休業給付金についての申請書類が送られてきます。
書類を受け取ったら必要事項を記入して人事担当者に返送しましょう。
この書類を提出するときに必要なものは以下の3つです。
用意しておくもの
- 母子手帳の出生届出済証明が記載されているページのコピー
- 本人名義の通帳のコピー
- マイナンバーカード(申請書類にマイナンバーを記入する項目があるため)
ネットバンクで育児休業給付金を受け取る予定の方は、通帳のコピーの代わりになる印刷物を求められる可能性があります。
私は住信SBI銀行で受け取っていて、申請の際に口座番号がわかるwebページのスクリーンショットを印刷したものを求められました。
まとめ:申請が済んだら育児参加する準備を進めよう
育休申請の手順
- 育児休業申出書を提出
(育休開始日の1ヵ月前まで) - 関係者への挨拶回り
(育休開始日の1ヵ月前) - 育児休業対象児出生届を提出
(産後2週間以内)
※この書類が必要な人は、①を妻の妊娠中に提出した人のみ - 育児休業給付金の申請書類を提出
(育休開始から1~2ヵ月後)
申請の手続きは会社がやってくれるので、私たち取得者側のやることはあまり多くありません。
ややこしそうに見えますが、実際は簡単なことばかりなのでサッと申請してしまいましょう。
無事に育休がスタートできるといいですね。