【正直レビュー】エルゴの抱っこ紐を手放した4つの理由

この記事では、エルゴのOMNI360クールエアを手放した理由を紹介します。

簡単なまとめは以下の通りです。

エルゴOMNI360クールエアは素晴らしい抱っこ紐
ただ、使い方によって抱っこ紐の評価は変わる
エルゴを手放した理由は4つ

それでは行ってみましょう。

エルゴOMNI360クールエアの紹介

私が使っていた抱っこ紐はエルゴのOMNI360クールエアです。特徴は以下になります。

新生児～20kgまで対応できるエルゴのハイエンド商品
【対面抱き・前向き抱き・おんぶ・腰抱き】とさまざまな抱き方ができる
メッシュ生地を取り入れていて通常のOMNI360と比べて涼しい

エルゴの中でも愛用者が多く、ユーザーから高い評価を得ている質の高い抱っこ紐です。

使い方によって抱っこ紐の評価は変わる

OMNI360クールエアは素晴らしい抱っこ紐ですが、抱っこ紐を一人で使うか夫婦兼用で使うかによって評価が変わってくると思います。

この記事は夫婦兼用で抱っこ紐を使っているパパが書いているので、同じような使い方を予定している方はぜひ参考にしてみてください。

もちろんパパ目線の純粋なレビューとしても読める内容になっています。

エルゴを手放した理由

評判が高いから大丈夫だろうとエルゴを購入しましたが、実際に使ってみると使いにくさを感じることがけっこうありました。

そのうち慣れるだろうと思って3ヵ月くらい使い続けていましたが、結局使い勝手は変わりませんでした。現在はエルゴを手放して別の抱っこ紐を使っています。

ここからはエルゴの使いにくい点を4つ紹介します。概要は以下の通りです。

ポイント

背中のバックルを正しい位置で留められない
腰紐の調整次第で「肩紐が浮く」
赤ちゃんを降ろすときの手順が多い
メッシュでも暑い

①背中のバックルを正しい位置で留められない

背中のバックルが留めづらかったです。

単純に留めるだけなら頑張ればできるのですが、正しい位置で留めようとすると全く手が届きませんでした。

エルゴ公式によると、背中のバックルは「わきの下」で留めるのが正しい位置だそうです。これは男性や身体の固い人ではまず手が届かないと思います。

上の写真を見てもらえばわかりますが、ちょっと届かないとかじゃなくてどうやっても無理なレベルで届きません笑

私のように正しく装着できない人はエルゴの性能が活かしきれないので、肩や腰に余計な負担が掛かったり赤ちゃんを危険にさらしてしまうこともあるようです。

せっかくの性能も活かせないのなら意味がないですから宝の持ち腐れ感を感じました。

②腰紐の調整次第で「肩紐が浮く」

エルゴはほかの抱っこ紐と比べて腰紐の調整に癖があると思います。

腰紐を緩めすぎると抱っこ紐が骨盤までずり落ちてしまい、反対に締めすぎると腰紐だけで重さを支えることになるので肩紐が浮いてしまいます。

Googleで「エルゴ　肩紐」の検索ボリュームを調べてみると【エルゴ　肩紐　浮く】がトップになるので、肩紐が浮いてしまう体験をしている人は割と多いと思います。

夫婦兼用で使っていると、ヒモを毎回調整し直さないといけないので、微調整が必要な腰紐がけっこう面倒でした。

③赤ちゃんを降ろすときの手順が多い

エルゴは抱っこ紐から赤ちゃんを降ろすときに肩紐を外す必要があります。

リュックを背負っているときに赤ちゃんを降ろしたくなったら、いったんリュックを外してからでないと赤ちゃんを降ろせません。

これが地味に面倒でした。

喫茶店に入ってちょっと赤ちゃんを降ろそうかなと思っても、面倒さが勝ってしまって抱っこ紐に入れたまま休憩したことが何度かあります。

私が並行して使っていたベビービョルンMOVEの場合は、リュックを背負ったまま赤ちゃんを出し入れできます。

MOVEの便利さを知ってしまった後にエルゴを使うと、使い勝手に差を感じました。

④メッシュでも暑い

私が使っていたエルゴはメッシュタイプでしたがそれでも暑かったです。

特に夏場は、なんでこんなに暑いのというくらい熱がこもりました。男性は筋肉量が多いので体温が上昇しやすいことも関係しているかもしれません。

結局、真夏の間は赤ちゃんが熱中症になる心配もあるので別の抱っこ紐を使っていました。

まとめ

ここまでエルゴを手放した理由について書いてきました。

抱っこ紐は毎日使う大切な育児道具なので良いものを選びたいですよね。

エルゴはユーザーが多く評価も高いので非常に質の高い抱っこ紐ですが、合う人と合わない人がいます。

私は世間の評価を過信して「人気があるし大丈夫でしょ」と深く考えずに買ってしまいましたが、もっとしっかりと試着してから買うべきでした。

抱っこ紐は使う頻度や人数によって良し悪しが変わってきますので、ご家庭の事情に合わせたものを選んだ方が育児がラクになると思います。

この記事が抱っこ紐選びの参考になれば幸いです。