この記事では、秋服パジャマの選び方をお伝えします。
簡単なまとめは以下の通りです。
- 何を着せるか困ったら室温で判断する
- 我が家で実際に着せている組み合わせを紹介
- 寝ている赤ちゃんの手足が冷たい理由は、体温調節をしているから
うちの子はこの記事で紹介したパジャマの組み合わせで寒い時期も快適に眠っています。赤ちゃんの睡眠環境が心配な方の参考になると思いますので、ぜひ最後までお読みください。
今回紹介するパジャマ選びは2歳くらいまでが対象となります。それでは行ってみましょう。
我が家の秋冬パジャマの選び方
寒い時期は赤ちゃんのパジャマ選びに悩みますよね。特に寝ている赤ちゃんの手足が冷たかったりすると、
- 薄着すぎるかも
- 掛け布団をすぐ蹴とばしてしまう
- 風邪をひいてしまわないか心配
など悩むこともあるかと思います。
ここからはそんな悩みを持った方のために、我が家の秋冬パジャマの選び方を紹介していきます。
基本的には室温で判断
寒い時期といっても暖かい日もあれば極端に冷え込む日もあります。
寒暖差があるので、パジャマを選ぶときに「秋はこれ!冬ならこれ!」と季節単位でひとくくりするのではなく、寝室の室温で判断するようにしています。
カバーオール?セパレート?腹巻付き?
赤ちゃんが成長するとセパレートが主流になるので、特にこだわりが無ければセパレートがおすすめです。我が家もセパレートを着せています。
ただ、今しか着れないカバーオールも赤ちゃんっぽいかわいらしさがあって捨てがたいところです。
性能に大差はないので、使いやすさや好みで決めていいと思います。
セパレートの場合、ズボンと上着をつなぐボタン留めがある服を選ぶと、服がめくれる心配がなくなるので安心です。
また、我が家は腹巻を単体で持っているので、腹巻付きのパジャマはほとんど使っていません。
腹巻があると「寒そうだけどもう一枚着せるほどでもない」ときに役立ちます。
薄手の腹巻でいいので手の届くところに置いておくと便利です。
絞りがあるパジャマ
寒い時期は身体の熱を逃がさないことが大切です。
我が家ではズボンの裾や上着の袖口が絞ってあるパジャマを愛用しています。
掛け布団は使わない
赤ちゃんに掛け布団は使っていません。理由は以下の通りです。
- 赤ちゃんがすぐに蹴とばしてしまうので意味がない
- 掛け布団が顔にかかって口や鼻をふさいでしまう危険性がある
掛け布団なしで不安なときはスリーパーを着せています。
スリーパーは室温によってガーゼ生地と起毛タイプの2種類を使い分けています。
朝寝やお昼寝のときも、スリーパーならサッと着せられるので1着は持っておくと役に立つはずです。
赤ちゃんは暑がり。着せすぎに注意
赤ちゃんは暑がりです。大人にとっては涼しすぎるくらいが赤ちゃんの適温だと言われています。
「自分が寒いから赤ちゃんも寒いはず」と思い込んで必要以上に着せすぎてしまわないように気を付けています。
一般的には、大人より1着少ないくらいがちょうどいいようです。
パジャマ紹介
ここからは我が家が実際に着せているパジャマを室温別に紹介していきます。
あくまでも目安
同じ室温でも部屋の気密性や湿度によって体感温度が変わってきます。我が家でもこれから紹介するパジャマを厳守しているわけではないので、目安程度で見ていただければと思います。
22℃以上 肌着+綿の長袖パジャマ
暖かい夜は【肌着+綿の長袖パジャマ】にしています。
20-21℃ 肌着+キルトパジャマ
室温20-21℃は【肌着+キルトパジャマ】です。
大人の感覚だと少し寒そうに感じますが、赤ちゃんは気持ち良さそうに眠っていて寝起きも元気なので問題ありません。
むしろ、これ以上着せると寝苦しそうにしています。
18-19℃ 肌着+キルトパジャマ+ガーゼスリーパー
この室温からスリーパーを着せ始めます。もっと早い段階からスリーパーを使っても全然問題ないと思います。
17℃以下 肌着+キルトパジャマ+起毛スリーパー
17℃以下はこちらです。スリーパーが起毛タイプに変わります。
暖房について
室温が15℃くらいまで下がるようになると起毛スリーパーでも寒いので、暖房を使うようにしています。設定温度の目安は室温が20℃になるくらいです。
我が家の場合はエアコンをおやすみモードの18℃に設定するとちょうどいい室温になります。ガンガンに暖めると乾燥が気になるので、弱めの設定です。
東京都が発行している「赤ちゃんのための室内環境」によると、室温の目安は20~25℃としているのでこの範囲であれば問題ないと思います。
また、暖房をかけるときは加湿器も一緒に使っています。加湿器が無い場合は、濡れたバスタオルを干すだけでもだいぶ加湿されるのでおすすめです。
赤ちゃんが快適に眠れているか判断する方法
寝ている赤ちゃんの手足が冷たくなっていると、風邪をひかないか心配になりますよね。
ただ、赤ちゃん自身が寒がっているのか判断に困ることも多いと思います。
そこでここからは、「寝ている赤ちゃんの手足が冷たい理由」を解説した後に、「赤ちゃんの体温を確認する方法」をお伝えします。
なお、この解説は下記の動画を参考にしています。
結論を先にまとめておきます。
結論
- 手足が冷えるのは自然なこと。手足の温度だけで赤ちゃんが寒くなっているかは判断できない。
- 体温はお腹や背中など身体の中心で確認する。
それでは詳細の解説に移ります。
寝ている赤ちゃんの手足が冷たい理由
寝ている赤ちゃんの手足が冷たい理由は、赤ちゃんが体温調節をしているからです。
大人と比べると赤ちゃんは皮下脂肪が少ないので、身体の熱が外に逃げやすくなっています。
そのため、赤ちゃんは手足など末端の血管を収縮させることで、身体の中心に血液を集めて体温が下がりすぎないように調節しています。
つまり寒い時期に赤ちゃんの手足が冷えることは、よくある自然な反応と言えます。少しくらい冷たくてもあわてる必要はありません。
赤ちゃんの体温を確認する方法
赤ちゃんの体温は手足ではなく、お腹や背中など身体の中心で確認しましょう。
もし身体の中心まで冷えていたら寒くなっているサインです。服やスリーパーを着せたり、室温を上げるなどの対応をしましょう。
反対に、身体の中心が温かければ赤ちゃんが快適に眠れている証拠です。手足が多少冷たくても問題ありません。
こうした手足の冷えは2歳くらいまで続きます。2歳以降は皮下脂肪が増加してラクに体温調節ができるようになると言われています。
まとめ
ここまで、秋冬パジャマについてと赤ちゃんが快適に眠れているか判断する方法について書いていきました。
パジャマ以外にも腹巻やスリーパーがあると対応がラクになると思います。
また、赤ちゃんは冬場でも汗をかきやすいので吸湿性の良いパジャマを選ぶと睡眠環境がさらに良くなるはずです。
このブログではパジャマ紹介以外にも育児についてやパパに役立つ記事も書いていますので、よかったら見ていってください。