パパアプデ管理人のあきばた(プロフィール)です。
この記事では、妻の妊娠を会社に報告するノウハウを紹介していきます。タイミングやコツだけでなく、私の失敗談もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
後半では、メールで報告する際の例文も紹介しています。コピペしてご自由にお使いください。
妊娠を報告するときのポイントは3つ
妊娠は夫婦にとってうれしいことですよね。ただ、何も考えずに上司や同僚へ妊娠の報告してしまうと、思いもよらない失敗をすることもあります。
ここからは、妊娠の報告で重要なポイントを「いつ・誰に・何を」の3つに分けてお伝えします。
【いつ】タイミングは妊娠5ヵ月目以降
妻の妊娠を会社に報告するタイミングは、妊娠が安定期に入る妊娠5ヵ月目(妊娠16週目)以降がおすすめ。これは、胎児に万が一のことがあったときに困らないようにするためです。
妊娠の報告したあとに流産してしまった場合、流産の報告もしなくてはならなくなります。ただでさえツラい時期にそんな報告までするのは大変ですから、妊娠が安定するのを待ってから報告するようにしましょう。
【誰に】最初に報告する相手は上司
妊娠中は妻の看病や出産の立ち合いなどで、上司に急な休みをお願いすることがあります。この意味で、妊娠の報告は業務管理に関わる話です。
業務管理に関わるのであれば、業務の意思決定プロセスに沿った順番で妊娠の報告をすることが求められます。そのため、最初に報告する相手は必ず直属の上司にしましょう。
子育てが始まると育児対応で早退や休暇をお願いする場面も増えてきます。長い目で見ても上司には何かとお世話になるので、今のうちから良好な関係を築いておくことをおすすめします。
【体験談】妻の看病が必要な場合は、前倒しで上司にだけ報告しておく
本来なら妊娠5ヵ月以降に報告した方がいいのですが、私の場合は妻のつわりが重く、看病が必要だったので妊娠3ヵ月の時点で上司にだけ報告しておきました。
妻のサポートで業務に影響が出そうな場合は、早い時期に「実は妻が妊娠しておりまして…」と伝えて、業務量の調整をお願いしてみるといいと思います。
【何を】伝えることは3つ
報告の際に伝えることは以下の3つです。
- 現在の妊娠ヵ月数
- 出産予定日
- 妊娠の経過
出産予定日は正確に伝えましょう。報告を受けた上司が業務管理しやすくなります。
妊娠の経過については、今は順調でも出産が近づくにつれてサポートが必要になってくるかもしれません。そのため、報告の際に「今後ご迷惑をおかけするかもしれません」と一言添えておくと安心です。
例えば以下のように伝えるといいと思います。
「私事ですが、妻が妊娠いたしました。現在妊娠●ヵ月で、出産予定日は〇月〇日です。健康状態は母子ともに落ち着いています。今後、出産が近づくにつれて妻のサポートなどでご迷惑をおかけすることもあるかもしれません。その際は何卒よろしくお願いいたします。」
【失敗談】報告するときに気を付けたいこと
同僚に妻の妊娠を報告したときの私の失敗談です。
その同僚とは普段から雑談をする仲だったので、私も素を出してテンション高めで妻の妊娠を報告しました。お祝いの言葉を期待していたのですが、返ってきた言葉は「あぁ、そう...」とかなり素っ気ないものでした。
違和感を覚えたものの、時間がなかったのでそのまま会話を終えて、その場は解散となりました。
後日、その同僚から1年以上妊活を続けていることを教えてもらいました。うまくいかずに悩んでいること、私の話を聞いたときも妊活のことが頭をよぎって素直に祝福できなかったことなど、同僚の心境を話してくれました。
改善点|妊娠の報告は落ち着いて伝える
私は同僚の話を受け、自分の配慮不足を反省し、不快な思いをさせてしまったことを深く謝罪しました。
この一件で、人はそれぞれに事情を抱えながら生きていることを改めて学びました。普段明るく振る舞っているように見えても、人知れず婚活や妊活で悩んでいる人もいます。そうした人は、あなたの妊娠の報告を複雑な気持ちで受け取るかもしれません。
これをお読みの方は、私の体験を反面教師にしていただければ幸いです。妊娠の報告は、たとえ親しい仲であっても「落ち着いて」伝えるように心がけましょう。私のように「祝ってもらって当たり前」と考えていると、思わぬ形で手痛い失敗をしてしまうかもしれません。
男性育休を取る予定なら「いつから・どれくらい」取るかを決めてから報告
最近は、法改正の後押しもあり育休を取得する男性が増えてきました。私自身も、父親として子どもが生まれてすぐに3ヵ月の育休を取っています。
もし、あなたが男性育休を取る予定なら、会社へ妊娠の報告をする前に「いつから・どれくらい」取るかを決めておきましょう。これは、上司に報告したときに「育休はどうするの?」と聞かれるかもしれないからです。
2022年4月より、会社は妊娠を申し出た労働者に対して、育休取得の意向を確認することが義務化されました。どのタイミングで意向確認されるかはわかりませんが、その場で聞き返されるものと思って準備しておくことをおすすめします。
男性育休を取ろうか迷っている、男性育休について夫婦で何を話し合えばいいかわからない、という方は下の記事を参考にしてみてください。
【男性育休って必要?】夫婦で検討するべき5つのポイントを紹介
【コピペ可】妻の妊娠をメールで報告するときの例文
最近はテレワークが一般化しているので、メールで報告する方もいるかと思います。そんなときに使える例文を用意してのでご活用ください。
ポイント
メールの送り先は上司だけにしましょう。そのあとどうするかは上司が考えることです。無駄にccを付けると、同僚から反感を買ってしまうかもしれません。
出産へ向けた準備
妊娠の報告に合わせて、夫としてできることをやっておきましょう。
妊娠生活で負担を多い妻をねぎらう
妊娠中の女性は食事や行動が制限されるのでストレスが溜まりがち。少しでも気持ちよく過ごしてもらうために、プレゼントを贈って妻をねぎらいましょう。
ちょっとしたプレゼントでも妻を思いやる気持ちは伝わります。一緒に妊娠生活に取り組んでいる姿勢を見せる意味でもプレゼントは有効ですよ!
家事の効率化を図る
妊婦は出産が近づくにつれて無理ができなくなっていくので、男性の家事負担が増えていきます。また、子育てが始まるとガラッと生活環境が変わり、家事育児のタスクが爆発的に増加します。
今後、山積みのタスクに追われる生活が始まるのは明らかなので、そうなる前に家事の効率化を図っておきましょう。私のおすすめは食材配達サービスです。買い物をする手間が省けるだけでなく、レシピ付きなので男性でも簡単に料理できます。
アプリで情報収集する
妊娠中の女性は気分の浮き沈みが大きくなりがち。夫からすると対応に困ることもありますよね。そんなときは、プレパパ専用のアプリがおすすめです。
このアプリは、妻をサポートするときのアドバイスや胎児についての知識を毎日配信してくれます。1日1分サッと目を通すだけで、自然と赤ちゃんについての理解が深まっていく便利なアプリです。
まとめ:妻の体調に合わせて報告時期を決めよう
この記事のまとめ
- 妊娠の報告は安定期に入る妊娠5ヵ月目以降がおすすめ
- 例外として、妻の体調に不安があるときは前倒しで上司に相談したほうが良い
- 妊娠の報告は「落ち着いて」伝える
- 男性育休を取る予定なら「いつから・どれくらい」取るかを決めてから報告
子どもを授かると同僚のお世話になる機会が増えていきます。急に仕事を休まなければいけなくなったり、担当している業務のフォローをお願いすることもあるかもしれません。
そんな場面では、これまで築いてきた人間関係が大切になってきます。お願い事を快く引き受けてもらうためにも、上手に妊娠の報告ができるといいですね。