育児で睡眠不足が続いているけど頼れる人も相談できる人もいない…
休みがまったくない。少しでいいから自分の時間が欲しい…
負担の多い妻には休んでほしいけど、正直自分の休憩を優先したい…
こんなことを感じながら育児をしていませんか?何を隠そうこれらは全部私が悩んでいたことです。
子育てのキツイ時期って体力的にも精神的にもギリギリになりますよね。我が家の場合、この状況を子育て支援サービスを使って乗り切りました。
この記事では、おすすめの子育て支援サービスを体験談を交えながら紹介していきます。ここで紹介するサービスを活用すれば、生活にゆとりが生まれ仕事と育児を両立しやすくなるはずです。
子育て支援サービスとは
子育て支援サービスとは、自治体や民間企業が提供している保育サービスのこと。保育園に預けるだけでなく、自宅にサポーターさんが来てくれるサービスもあります。
主な子育て支援サービスはこちら。
主な子育て支援サービス
- 一時保育
- 一時預かり事業
- 産前産後支援ヘルパー
- ファミリー・サポート・センター
- 民間のベビーシッター
この中で我が家が活用したのは一時保育、一時預かり、民間のベビーシッターの3つです。使ってみた感想については記事の後半で解説していきます!
子育て支援サービスのメリット・デメリット
メリット
- 育児から完全に離れられる
- 夫婦共に自由な時間を持てる
- リフレッシュできるので、すっきりした気持ちでに育児と向き合える
- 保育士さんやサポーターさんにお世話の方法を相談できる
一番のメリットはリフレッシュできる点です。育児から完全に離れられるので、気持ちを新たに育児に戻ることができます。
このほか、実際に我が子と接したことのある保育士さんやサポーターさんに育児の悩みを相談できる点もメリットの一つです。ネットや本で調べるより具体的なアドバイスをもらえます。
デメリット
- お金がかかる
- 預ける当日に着替えなどの準備が必要
- 預けられることに慣れるまで時間がかかる
お金がかかる点は確かにデメリットですが、その分遠慮なく子供を預けられます。お世話のやり方もこちらの要望を聞いてくれるので、実家に頼るのとは違った便利さがあると思います。
我が家の体験談
我が家は夫婦と子一人の一般的な核家族世帯で、基本的に夫婦二人で育児をしています。祖父母は遠方に住んでいるので支援はありません。
妻と協力しながら育児をしているのでワンオペが続くような状況は避けられていますが、そうはいってもやっぱり育児は大変です。
- 寝れない、休めない
- 終わりなく続く家事育児のプレッシャー
- 相談できる第三者がいない
など、出口のない負担感を覚えながら育児をしていました。
どうすればもっとやりやすくなるだろうと夫婦で話し合った結果、育児が大変に感じる根本的な原因は「やることが多すぎてタスクがパンクしている」からだと結論付けました。
それなら育児を二人だけで抱えるのはやめて外部のサービスを頼ろう、ということになり子育て支援サービスを使ってみることにしました。
最初は不安だった
外部のサービスに頼ろうと決めたものの、初めて子供を預けたときは不安でした。
「ちゃんとお世話してくれるかな?」
「うちの子はミルクのあげ方にコツがいるけど大丈夫かな?」
「泣き続けていたりしないかな?」
などいろいろと心配で落ち着かなかったのをおぼえています。ただ、改めて考えてみると育児の質の面でも外部のサービスを頼って良かったと思っています。理由は以下通りです。
- サポーターは自治体の指定した研修を受けている
- ほとんどのサポーターが子育て経験者なのでお世話に慣れている
- 冷静に考えて、頭も体もフラフラな自分より元気な誰かがお世話をした方が安全
子育てのすべてを親が抱える必要はないと思います。使えるものはどんどん使った方が仕事と育児の両立もしやすくなるはずです。
何度か使ってみてわかったこと
何度か子育て支援サービスを使ってみた感想は以下の通りです。
子育て支援サービスの感想
- 育児疲れが癒えて活力が増した。適度に休んだ方が生産性が上がることを実感
- 「休みたくなったらいつでも休める」と思えるだけで気持ちのゆとりが全然違う
- 夫婦一緒に休めるので、パートナーに気を遣うことなくゆっくりできる
- 子供は預けられることにすぐ慣れる。預けるときに泣かれると罪悪感をおぼえるが、泣くのは最初の数分だけでそのあとは普通に過ごしている
夫婦だけで育児をしていると、一方が休んだらもう一方の負担はどうしても増えてしまいますよね。夫婦関係がシーソーのような状況になっているので、互いを気遣うにも限界があります。
子育て支援サービスを上手に活用すれば、こうした夫婦の課題を根本的に解決していくれます。「休みたくなったらいつでも休める」環境を整えてからはいっきに育児がやりやすくなりました。
おすすめの子育て支援サービス
ここからは、私が実際に使ったことのある子育て支援サービスを紹介していきます。
一時預かり
一時預かりは自治体が行っている保育サービスです。東京都ではこんな説明がされています。
一時預かり事業とは、保護者の出産・病気・冠婚葬祭、習い事、ショッピング、美容院などのほか、育児疲れで子供からちょっと離れたいときなど、理由を問わず利用できます。
東京都福祉保健局”一時預かり事業・定期利用保育事業について”
上記のように理由を問わず子供を預けられます。もちろんリフレッシュ目的で利用しても何の問題もありません。主な概要は以下の通りです。
運営主体 | 自治体 |
対象月齢 | 生後57日以降から預かってくれるところが多い |
費用 | 1時間300~800円程度 民間と比べるとかなり安い |
預かる場所 | 保育所・病院・依頼者の自宅・駅前の専用スペースなど自治体によってさまざま |
自治体運営なので費用もかなり安く済みますし、土日でも預かってくれるので一時保育がやっていないときに便利です。
我が家では自宅で子供の面倒を見てもらっています。目の届くところで預かってもらえるので安心です。
曜日と時間を決めて定期的に頼むと、同じサポーターさんが来てくれるのでおすすめです!
一時保育
一時保育も自治体の行っている保育サービスです。こちらも理由問わず預けられます。
運営主体 | 自治体 |
対象月齢 | 生後6ヵ月以降から預かってくれるところが多い |
費用 | 1日(8時間)2000円~5000円程度 民間と比べるとかなり安い |
預かる場所 | 保育園・認定こども園など |
保育園での預かりなので、他の赤ちゃんや保育士の先生と触れ合えて子供の良い刺激になります。
一時保育か一時預かりのどちらかは使えるようにしておくと便利です。
キッズライン
キッズラインは民間の保育サービスです。ベビーシッターを自宅に派遣してくれるサービスで、ネットで簡単に依頼できます。
運営主体 | 民間企業 |
対象月齢 | 生後すぐから |
費用 | 1時間1300円~ |
預かる場所 | 依頼者の自宅など |
たくさんの保育士さんの中から自分の条件に合った方を選べます。民間サービスなので深夜の保育をお願いできたりお世話の細かい指示も聞いてくれるなど融通が利きます。
我が家では急な用事ができたときの預け先としてキッズラインを使っています。自治体のサービスだけでは心もとないという方におすすめです。
まとめ:子育て支援サービスを使って生活環境を整えよう
この記事のまとめ
- 子育て支援サービスとは自治体や民間企業が提供している保育サービスのこと
- メリット
- 子育てから完全に離れられる
- 夫婦共に自由な時間を持てる
- 保育士さんやサポーターさんにお世話の相談ができる
- デメリット
- お金がかかる
- 預ける当日に着替えなどの準備が必要
- 預けられることに慣れるまで時間がかかる
- おすすめの子育て支援サービスは「一時預かり」「一時保育」「キッズライン」
正直、育児の大変さを根本的に解決するには人手を増やす以外にないと思います。
キャパシティーの限界を超えて頑張ってもどこかに無理が生じてしまいます。育児環境をよくするため、夫婦で支え合うためにも子育て支援サービスを活用してみてはいかがでしょうか。
このブログでは、パパ育児のノウハウや男性育休についての解説記事などパパに役立つ情報を発信しているので、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。